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家畜糞・下水・し尿・工場廃水汚泥を急速堆肥化するハイ・コンポスター

公害防止と資源再開発を課題として開発された本機は自然循環における動植物界と土壌の関係に着目、かつ短時間処理を可能にした機械です。
システムは発酵→乾燥→脱臭を一貫としたフローとしてまとめ、これを自動運転で行っています。すでに設置された本機は、また新しい活用方法を需要家自身が案出されております。
このハイ・コンポスターで新たなより高い有価物を製造し、原価の低減、更には第二の収益源に活用してください。



特   徴

前後処理が不要です
原料を直接投入出来、また、出来た製品もそのまま袋詰め出来ます。
小型化・低価格で自動化
短時間処理であるため攪拌装置もコンパクト化され、また投入、取出しは同時に行い、その他は原料の含水率に対応した種々の自動間欠運転が出来ます。
運転費が安い
ドラムの回転のみで回転攪拌、攪拌ハネは固定のため電気料は僅か。また発酵熱で水分が蒸散し、追加熱カロリーは少なくて済みます。
高水分の汚泥処理
温度設定を高めに設定し、また、発酵機内で水分調整が行われますので、高水分脱水ケーキの処理もできます。

運転要領

間欠運転の場合(主として水分が少ない場合・・・60%以下)
1.原料投入
発酵槽を高速運転させながら、原料を投入します。投入量は70%程度
2.発酵乾燥
原料の含水率に合せ、間欠時間をタイマーにセットして自動的に間欠運転を行います。標準(水分60%)は1時間1回の間欠です。
3.製品取出し
発酵層を高速回転させながら、製品取出し口を開け、外に取出します。この時10%程度の製品を残し、次の原料の種菌とします。
連続運転の場合(主として水分が少ない場合・・・60%以下)
1.原料投入
発酵槽を高速運転させながら、原料を投入します。投入量は70%程度
2.発酵運転
原料投入完了したら、最低速回転に戻し、そのまま回転させます。
3.製品取出し
製品取出し口を開け、取出します。この時、ヒーターは全く使用せず、自然菌の発酵熱のみにて乾燥させます。
連続運転の場合(主として水分が多い場合・・・60%以上)
1.原料投入
第1回目だけは発酵乾燥槽に約60%以下に水分調整した物を、容積70%程度投入します。
2.発酵乾燥
原料の含水率に合せ、サーモの温度を60度〜80度にセットして連続運転を行います。第1回目だけ約5〜8日間運転します。製品取出し以降は毎日投入と、毎日取出しで連続運転します。温度設定は水分率に合せセットし、加温は運転時の温度降下時のみ自動ヒーターとなります。
3.製品取出し
製品取出し口を開け一定量取出します。残分は次の生原料の水分調整及び種菌として利用します。以降は毎日一定量の製品取出しと原料投入を繰り返します。


標準仕様




機  種
 
KSC-10S
KSC-20S
KSC-30S
KSC-40S
KSC-50S
KSC-100S
標準処理能力(t)
1
2
3
4
5
10
参 考
 鶏糞(羽)
 豚糞(頭)
 牛糞(頭)
10,000 
300 
25 

20,000 
600 
50 

30,000 
900 
75 
40,000 
1,200 
100 
50,000 
1,500 
125 
100,000 
3,000 
250 
寸 法
 高さ(mm)
 巾 (mm)
 長さ(mm)
1,750 
1,700 
4,900 

2,300 
2,200 
5,200 

2,700 
2,500 
5,800 
3,000 
3,000 
6,300 
3,000 
3,000 
8,300 

3,000 
3,000 
17,000 

駆動部
 モーター(km)減速機

1.5
1/500

1.5
1/500
2.2
1/500
2.2
1/500
2.2
1/500
5.5
1/500
電気容量(kw)
2.0
2.0
2.7
3.45
4.25
8.1





標準処理能力は水分60%です。
標準仕様は改造のため、変更することがあります。
ご希望により、廃油利用ができます。
標準仕様の他にも、特殊使用もありますのでご相談ください。
連結・並列設置等により1日に大量の処理が可能です。